瀬戸内坂越の北前船交流記

第19回までは「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの全国版」を再構成したものです。

坂越の北前船交流記第1回(坂越浦の北前船)

       坂越の北前船交流記第1回(坂越の北前船)

  最初はこのシリーズを紹介しています。

 

 作家の石川好氏の発案で2007年から「北前船寄港地フオーラム」を日本海側で開催し、寄港地間の交流をしていました。

 2015年4月尾道等が初めて日本遺産に認定され、7月に瀬戸内海側(大阪)で初めて北前船寄港地フォーラ厶を開催。

 日本遺産に最初認定された尾道市平谷裕宏市長が、北前船寄港地フォーラムで講演された事から、北前船寄港地の日本遺産登録への期待が関係地域に広がったと認識しています。

 そんな2015年、坂越浦会所で北海道余市の福原漁場で昔の坂越港の風景の絵の写真を見て、以前読んた「高田屋嘉兵衛」の世界が広がりましたf:id:kitamae-bune:20181209155220j:plain

 それは、朝ドラのマッサンで余市のニシンの話があった事もあり、この絵をききかけに、坂越でボランティアでガイドをしながら、北前船の足跡を調べるようになります。
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 しかし、瀬戸内海のかつて港町だった多くの市町は、北前船日本海の事と地元では、高田屋嘉兵衛は小説の世界との意見が大勢でした。

 そんな空気の中、坂越のまち並みを創る会の門田守弘会長に、相談して北前船の活動がはじまります。

 坂越の北前船の足跡の調査に、兵庫県から支援を受ける事が決まった9月、下津井廻船問屋の矢吹勝利館長、尾道の西井亭学芸員を訪ねています。
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 西井亭学芸員は、「 尾道の方が書いた『尾道の絆』も参考すると、貴方も寄港地を訪ね出版して市に提出しては」の一言がききかけでこのシリーズが出来ました。
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 これが出版に繋がる道だと考え、「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの」と題して、多くの方々に投稿をお願いしました。

 日本海側の北前船寄港地の坂越の足跡は、東京都立図書館で県史等から調べ酒田、野辺地に足跡があり投稿もお願いしました。酒田では、荘内日報の編集長から投稿をしていただけました。

 

 坂越でも投稿をお願いしながら北前船の足跡も調べました。

 板の古文書(安永家)が赤穂市指定文化財の船賃銀定法(1739年)に、松前日本海等、全国の地名がありました。f:id:kitamae-bune:20170102093247j:plain

 また、県指定文化財の黒崎墓所と酒田大信寺との繋りが、酒田訪問でわかりこのシリーズ第7回で詳しく紹介しています。

 昭和58 年発行の赤穂市史 第2巻には、坂越の廻船は、問屋も兼ねた買積船だと述べられ大西家は、大避神社に立派な常夜燈(1768年)がありました。

 その一方、海難事故は多く渋谷家が 1694年酒田沖での海難事故、遭難が多発して いた事も赤穂市史にあり、大避神社には海上安全を祈願した享保時代の常夜燈、弁財船(古いもので1722年)の絵馬が数多く残っています。  

 

 これと並行し坂越のまち並みを創る会から、門田さん、寺井さんらと加賀橋立を皮切りに北前船寄港地フォーラムに毎回参加しました。

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この時対談した道場六三郎さんの銀座の会食みちばの坂越の3人で行き、このマネージャーに投稿していただきました。

 

  新たな企画として「北前船寄港地 坂越」の法被は、下津井廻問屋の矢吹館長の紹介でできました。
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 坂越の船祭りと廻船の活躍を、日常的に発信する為、地元業者の方々にお願いしました。

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 塩味饅頭の包装紙(江戸期の坂越の船祭りの絵柄)は、明和期創業の元祖播磨屋になります。

 この塩味饅頭は、北前船寄港地フォーラムの2017年新春の会(東京椿山荘)で寄港地の首長など参加された80人の方々に配られます。


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 この椿山荘で、坂越の北前船の活動が紹介されたのを機に、1年かかったこのシリーズを2017年2月からフェイスブックへの投稿で多くの方々と出会えます。

 このシリーズ最終は、第30回(札幌発FM放送『すすめ北前船』)になります。

 第19回までは、「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの」を加筆訂正しています。

 貴方のご意見をお待ちしています。

 下記のメールアドレスにお送り下さいychopini@yahoo.co.jp

       東京在住 矢竹