瀬戸内坂越の北前船交流記

第19回までは「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの全国版」を再構成したものです。

坂越の北前船交流記第30回(札幌発のFM放送『すすめ北前船』)


坂越の北前船交流記第30回(札幌発のFM放送『すすめ北前船』)

 
 北前船交流記の 最後は、札幌FMしろいし局が制作した明楽みゆきさんの番組「すすめ北前船」のコメントが、「坂越の北前船交流記」に替わる迄を掲載しています。
 
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  『坂越の北前船交流記』は、北前船寄港地の方々や北前船ファンの方に直接を投稿をお願いして出来ています。

 

 きっかけは、日本遺産制度がある事を2015年6月宇治市(茶)で知り、故郷坂越には何があるだろう?でした。
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これについて「すすめ北前船」第16回(京都和束町から) - すすめ北前船 にも掲載しています。

産経新聞に連載されていた時に読んだ『菜の花の沖』から北前船の存在は知っていたので、坂越浦会所に、余市の福原漁場に坂越湊の絵が展示されている疑問がありました。

この時北前船を検索して初めて、北前船寄港地フォーラムの存在を知りました。

 

掲載の絵は、「展示して7年やっとこの写真に気づいてくれた」とお礼に頂いたもので

坂越浦開所に展示されているものと違います

 

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フォーラムの存在から、坂越は北前船で日本遺産になるかもしれない予感がしました。

 

 しかし、地元では北前船日本海の事、そして小説の世界、仮に坂越が北前船に関係があったとしても、日本遺産に認定されるとは限らないとの意見が大勢でした。

 そんな中、坂越のまち並を創る会の門田守弘会長に相談して話が進んでいきました。

 門田さんは、大阪21世紀委員会等 北前船寄港地フォーラム関係を調べています

 

私は、赤穂観光協会のボランティアガイドになり坂越の北前船の足跡を調べました。

 

 

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 東京では、日本海側の市史、県史を東京都立図書館で調べ寄港地を訪ね、酒田市の荘内日報の富樫編集長に投稿をお願いしました。

 坂越の北前船交流記第8回(酒田2) - 瀬戸内坂越の北前船交流記

 寄港地最初の訪問は、むかし下津井廻船問屋と尾道市

 尾道市に行ったのは、2015年7 月瀬戸内海側(大阪)で初めての北前船寄港地フォーラムで、日本遺産第1号の認定を受けた尾道市長がどんな講演をされたか知りたかったからでした。

 学芸員の西井亨さんからは、その内容は聞けませんでしたが、尾道出身の方が書いた『尾道の絆』も参考に、これから寄港地側の石を調査をする話がありました。

 

西井さんの言葉から、北前船の寄港地に行って坂越の足跡を調べようと思いました。

 また、「あなたも本を出版しては」の、言葉が心に残っていました。

 

 


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 (2015年9月の尾道駅

 「むかし下津井廻船問屋」の矢吹利勝館長は、日本遺産の制度の事はご存知なく、既に北前船で活動していた凄さを感じました。

 
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 こうして、北前船シリーズ最初の投稿は、矢吹さんにお願いしました。

 

 多くの方々にお願いしたシリーズは、赤穂版と全国版として月一回以上発行し、教育委員会に提出。寺井光秀さんのHPには、当時の全国版がそのままが残っています。

 これを門田さんが監修を依頼し冊子にして2017年4月初め兵庫県等に提出しています。

  提出前の2017年1月末から、北前船シリーズを順次fbに投稿し、北前船で活動していた札幌の明楽みゆきさんと出会います。

 2017年4月最終週、北前船寄港地が初めて日本遺産に登録され、5月の連休に大阪食博の北前船のイベントで明楽さんとお会いました。f:id:kitamae-bune:20181209231021j:image

 この日、明楽さんから『北前船』のFM番組が近く始まるのを知りました。

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 2ヶ月余り後、明楽さんから北前船寄港地フォーラム、赤穂塩と坂越の北前船についてインタビューを受けました。

 これを機に「すすめ北前船」の番組を休む事なく解説しています。

 投稿をお願いしていた時代と比べ、コメントをする方が容易で面白く続けていけました。

 このfbの中から、再構成したブログをそのまま書籍したのが、この後に35回続く「すすめ北前船」。

この本の構成やあとがきを引き受けてくれた坂越まち並みを創る会の寺井光秀副会長は、5月10日の放送で、その道の専門家の出演が多く、学術的な内容があると紹介しています。